
カントリー家具とは、パインやオーク、メープルなどの木材を使用しオイルやワックスで仕上げる木製の家具のことを総じてそう呼びます。
もちろんカントリー調の家具やウレタン塗装仕上げの家具などもカントリー家具と言いますが、
やはり本来の意味でのカントリー家具とはオイル仕上げの木製家具のことになります。
カントリー家具は昔からそのデザインをほとんど変えることなく、いつの時代も愛され続けてきました。
カントリー家具にはヨーロッパ系のブリティッシュカントリー家具、フレンチカントリー家具と、
植民地時代にイギリスからアメリカに渡り独自に変化したアメリカンカントリー家具とに大別されます。
アメリカンカントリー家具は開拓時代に建材として多く使われていたパイン材を使用し、オイルで塗装しただけのラフで素朴な印象を持ち合わせています。
ブリティッシュカントリー家具が伝統的な英国スタイルを基本とした、重厚で直線的な、高級感あふれるデザインに対し、アメリカンカントリー家具は装飾も少なく、生活用品として作られた、どこか懐かしく素朴で温かみのある風合いが特徴です。
また、フレンチカントリー家具は、ロマンティックなイメージで、カラーも白が多く、フランス宮殿のお姫様のお部屋ような風合いがあります。
一方、日本国内でも最近よく目にするようになったハートや波模様を多用した家具は、アメリカンカントリー家具を見本に日本人好みに独自にカスタマイズされた、ジャパニーズアメリカンカントリー家具とでも言うべき家具ではないでしょうか。
木やオイルなどで作られるカントリー家具は、修理しながら何十年と使われてきました。その素朴な手触り風合い暖かみが人の心を和ませ、 使い込むほど愛着を増していくカントリー家具の魅力なのです。
